「なにわ金融道」から学ぶネーミング | マーケティング戦略研究   

2009年8月21日金曜日

「なにわ金融道」から学ぶネーミング

台湾に来てから結構時間があるので安く売ってる日本のドラマとかを見てます。最近嵌ってるのが、仲居君が主演の「なにわ金融道」なんですが、色んな所に見る人を惹きつける工夫がしてあっておもしろいですね。

例えば、登場人物とか会社の名前。僕は小説とかがあまり読めないんですが、その理由の一つに登場人物の名前を忘れてしまうっていう事があります。すごい馬鹿馬鹿しいとは思うんですが、この傾向は海外の小説になると特にひどくて、読んでる内に誰がキャサリンだったのか、どれがドロシーだったのか忘れてしまって結局それを解読するのにまた時間を使うのが馬鹿らしくなって止めてしまうパターンが非常に多いんです。

でも「なにわ金融道」では、あり地獄物産とか、風俗ビル撤去運動をする潔癖さんとか、クレジットローンにはまる泥沼さんとか、非常にキャラクターのイメージとか会社のイメージにぴたっ!と当てはまる名前なんです。現実味は無いんですが、ただでさえ難しい単語が多いのに、キャラクターの名前とかまで難しかったら疲れてしまうと思うんです。一瞬でそのキャラクターの性格が連想できて、二度と忘れない名前。こういう細かい工夫が「なにわ金融道」が売れた理由の一つなんでしょうね。



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